ほのぼの茶屋(中津市耶馬渓町)
2009年 09月 23日
大分県中津市耶馬渓町。
紅葉の名所の真っただ中の酒屋さんの裏にそこはある。
過疎の集落。
高齢化の典型。
されど、『人』がいて『生活』があれば、『産業』はできる。
そんな地域のばあちゃんたちがグループをつくり、
加工食品や定食を提供している。
ここの目玉は300円の定食。
冬瓜や野菜の煮物、漬物に至る全ての品々は
当然、地元の産物。
素朴だが土地の味付けは繊細かつ大胆。
彼女がここの代表の窪田さん。
うちの嫁さんと近くの旅館で料理を一緒に習ったことがあるという。
食というより、この地域の習慣や伝承に興味がある。
まずはビジネスというよりは『やりたいことを、やる。楽しいことを、楽しむ。そして続ける。』
そんな雰囲気が伝わってくる。
自分よりも目上のご婦人たちを取りまとめ、
さらには継続されることは、とても大変なことなはず。
そんなことを話してたら、一時間があっという間に過ぎていた。
窪田さん、今度かならず当家へお越しくださいね。
『ほのぼの茶屋』blog
by studiojunbow
| 2009-09-23 21:55
| 食を考える。